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当社は通信販売を主体にして、超長波 〜 長波 〜 中波 〜 短波帯  1Hz 〜 30MHz程度までの
バー・アンテナ / スパイダー・コイル / リッツ線 / フェライト素材などの販売をしています。

運営は、マイクロ・パワー研究所( http://mpl.jp )が行っています。

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microtelecom社 PERSEUS と AOR社 AR5000+3 で、VLF / LF / MW / SW受信いろいろ

10kHzから受信する為に、アンテナ等を少しずつ揃えています。


microtelecom社製 PERSEUS 10kHz - 40MHzソフトウェア受信機の受信セット

フェライト・アンテナの性能確認や、10kHz - 500kHzの受信・記録用に話題のPERSEUS受信機を導入しました。
2009年4月2日 エーオーアールさんを訪ね、デモ機に触ってきました。
今まではスペアナを使用していましたが、記録の面で面倒だったので導入する事にしました。

中波帯全部( 帯域幅1600kHz )を
2000kS/sで録音できるだろうと、甘い推測をしてPERSEUS専用機として買ってきたのがこのパソコンです。
日立 17インチ一体型( Celeron D 2.8GHz / 1GB / 40GB-HDDを1TBに交換 / Windows XP Pro )で、HDD交換費用を含めて1.83万円でした。
結果として2000kS/sでも問題なく録音できました。 


PERSEUSのフロント・パネル


ニッポン放送を受信した例

超長波( VLF ) - 長波( LF ) - 中波( MF ) - 短波( SW )用のアンテナも少しずつ増やしています。


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プリアンプは、Advanced Receiver Research社 P0.1-30 /20VDを使用しています。



周波数範囲:100kHz - 30MHz  ゲイン:20dB
NF:2.5dB バイポーラTR( TRW LT1001A )を使用しています。
電源電圧:DC12V 40mA  入・出力コネクター:BNC型メス
40kHz JJY受信用のアンプとしても十分に使用できます。 10kHz程度から使えます。
 当店で取り扱っています。


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超長波( VLF )から使えるアンテナ 販売用ではないアンテナもありますから、ご注意を。


画像の上から、以下の順で並べています。 

530 - 1710kHz用 フェライト・コイル 長さ:397mm  外径:48mm
内部のフェライト径は25.4mm 長さ:304mmです。  販売していません。
このアンテナと他のアンテナとの受信感度比較は、
ここをクリックして下さい。 

40kHz-JJY受信用 200mm X 2本つなぎ  長さ:400mm 幅:25mm

700Hz - 70kHz用 フェライト・コイル 長さ:500mm  外径:48mm 販売していません。
内部のフェライト径は25.4mm 長さ:381mmです。

10KHz - 50kHz用 フェライト・コイル 長さ:626mm  外径:48mm
内部のフェライト径は25.4mm 長さ:533mmです。 


超長波用フェライト   長さ:720mm  外径:28mm
内部のフェライト径は25.4mm 長さ:658mmです。 

以下は、LF ENGINEERING社( http://www.lfengineering.com/ )製のアンテナです。
興味がある方は、メーカーに直接お尋ね下さい。


アンテナの形状は、H-900もL-400Bも同様です。

H-900 SkyMatch 10kHz - 60MHz 販売用ではありません。

 H-900用のアンプ
更に詳しい資料は、ここをクリックして下さい。 PDF型式です。


L-400B 10kHz - 530kHz 販売用ではありません。

 L-400B用のアンプ
更に詳しい資料は、ここをクリックして下さい。 PDF型式です。



AOR LA390 10kHz - 500MHz 室内用ループ・アンテナ
省スペースで、使いやすいアンテナです。 20dBのアンプが内蔵されています。


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40kHz / 60kHz JJY受信用アンテナ

40kHz-JJY受信用アンテナ No.1


VLF用に試作したフェライト・アンテナ 長さ200mm( 幅25mm 厚さ10mm )のフェライトを2本繋いでいます。
0.06mm / 180本のリッツ線を1次側:74回 2次側:10回巻いています。
1次側のデータは、以下の通りです。

  

  

  

  

  

150kHzが限界の様です。  後は、同調回路とケースをどうするか・・・
注:このフェライトは中波帯でも使用できます。 150kHzが限界の様です。と記載しているのは、2本繋ぎ&この巻き方に限った場合です。
巻く線材を変えれば、10kHz程度から使用できます。 0.23mmUEW線で巻くとかなりの好結果が出ました。
まずは18200PFを1次側に接続して40kHzに同調させます。 2次側は40kHz時に83Ω位ありましたが、気にしないで
このアンテナにゲイン:20dBのアンプを接続し、東京都文京区湯島の鉄筋ビル内( 窓から1m離れた所にアンテナを置いています。)で40kHz-JJYが受信できます。
非常階段にでも取り付ければ、もっとクリアに受信できると思います。 早めにパイプを探そうと思います。




改良型40kHz / 60kHz JJY受信用アンテナNo.2
上記のアンテナと同様に、長さ200mm( 幅25mm 厚さ10mm )のフェライトを2本繋いでいます。
0.051mm / 15本のリッツ線を300回巻いてみました。 2次側は15回巻いています。


中央のダイアルは、同調用バリコンです。

 

コイルの位置を中央付近にすると、20mH程になります。
少しインダクタンスが大きくなってしまいましたが、これで試してみます。



40kHz同調時における2次側インピーダンス
適当に巻いた為にインピーダンスは4倍以上の高めになったので、1:4のトランスを入れて50Ωに近づける様にしました。

 1:4のトランス

周辺ノイズを抑える目的で、アルミ・パイプの中にフェライトを入れてみました。
しかし・・・用意していたパイプの内径が小さくて、役に立たなかったので仕切り直しとなりました。

アンテナをケースに入れないままの状態で、非常階段の所に置いて受信してみました。 
非常階段は40kHz-JJY送信所方向と逆になり、ビルに挟まれた格好になっているのであまり良い状態では無いかも分かりません。  
アンプ無しで受信できるので、良しとしています。  60kHzも良好に受信できます。
室内では主にPERSEUSで受信していますが、パソコンも移動させるのは面倒なので、AR5000で試しました。



2009年10月  500Hz-CWフィルターを内蔵しました。 
今まで60kHz JJYがビル内でノイズに隠れて聞こえなかったのが、明瞭に聞ける様になりました。
欲を言えば、もう少し帯域の狭い物が入手できれば・・・




40kHz / 60kHz  JJY受信用( ミズホ通信 UZ-8DX / 8DXsと併用 )  JJY受信用アンテナNo.3


径:25mm 長さ:130mmのロッドを3本使用し、熱収縮チューブで固定しています。 これだけで重さは960グラム有ります。

0.2mmUEW線を20m巻いてインダクタンスを実測しました。 40kHz時 11.944mH / Q:89   60kHz時 12.189mH / Q:113

同調用コンデンサの容量を計算すると、
ミズホ通信(株) UZ-8DX / 8DXsで使用できる事が分かりました。
UZ-8DX / 8DXsは、340PFを並列接続し、680PFになっています。
60kHz時は無改造で同調が取れます。 おまけに、100kHzロラン信号も強力にパルス信号が受信できます。
40kHz時の場合は、1次側コイルと並列に1000PFを接続すれば同調が取れます。


コイルが完成し、塩ビ・パイプに入れた完成画像です。 頭デッカチで重いです。  重さは、1.4Kgほどあります。
同調時のピークも分かりやすく、良好にJJY信号が受信できます。

ミズホ通信 UZ-8DX / UZ-8DXsにの他に、同社製 UZ-K1のチューニングBOXが使用できます。 3千円ほどで購入できると思います。
アンテナをいろいろ作って遊ぶなら、1台あっても良いと思います。




改良型40kHz / 60kHz JJY受信用アンテナ No.4
随分前に巻いていたアンテナ・コイルがそのままになっていたので、重い腰を上げて組み上げました。
長さ200mm 径10mm のフェライトを2本繋いでいます。
0.051mm / 15本のリッツ線を使用しましたが、巻き数は覚えてません。 インダクタンスは40kHzにおいて、3.44mH / Q =189 でした。
同調用の固定コンデンサと微調整用のポリ・バリコンを並列に接続してあります。 下の画像で黒色ケースに入った方です。


下の白色ケースに入った方は後から作った物で、こちらはコイルを多めに巻いているのでピークも分かりやすくなっています。
コイル・データ 9.283mH / Q = 168 / 40kHz時  9.367mH / Q = 193 / 60kHz時
黒いケースに入っているフェライトと同じ物ですが、コイルを多く巻いてある方が好結果となりました。

このアンテナで( アンプ無し ) 40kHzを都内・文京区のビル内で受信した音声ファイルです。 40khz_400mm.wav




40kHz JJY受信用アンテナ No.5

 
こ ん な の 初 め て!
野に、山に、ハイキングに最適な 杖になった40kHz-JJY専用アンテナ  水戸の黄門様も欲しがっているかも?
microtelecom社 PERSEUS受信機に最適なアンテナです!
長さ:200mm  径:10mmのフェライトを採用しています。  コネクター:BNC型メス 50Ω
全長:107.5cm 重さ:350グラム( ケーブル含まず )


Agilent E4980A 精密LCRメーターで調整済みです。
製作:全日本JJY受信環境改善委員会
実用珍案特許申請中!




40kHz / 60kHz JJY受信用アンテナ No.6


同調周波数範囲: 23 - 65kHzを連続可変

200mm 径18mmのフェライトを2本繋ぎ、中央部に0.2mmUEW線を30m巻いています。
60mH程度得られるので、720PF( 340PF X 2, 20PF X 2を並列接続 )のポリ・バリコン1個で同調させる事が出来ます。




40kHz / 60kHz JJY受信用アンテナ No.7 No.8



全手動回転方式を採用した40kHz / 60kHz 切り替えのJJY受信専用バー・アンテナ 
卓上型
40kHz / 60kHzに対し、±5kHzは可変出来るようにしています。  スイッチの下側が40kHz
ケースとパイプをブッシュで固定したかったのですが、ぴったり合うのが無く削るのも面倒だったので、ケミコン取り付け用のバンドを利用。
300°程度の回転が可能です。

手前のバー・アンテナ
フェライト・ロッドは長さ:200mm 径:18mmに0.12mm UEW線を15m巻き21mH程度のインダクタンスがあります。
ポリ・バリコンと固定コンデンサを組み合わせて、両バンドをカバーしています。

奥のバー・アンテナ
フェライト・ロッドは長さ:200mm 径:18mmを2本直列にして、0.32mm UEW線を25m程度巻き13mH程度のインダクタンスがあります。

頭でっかちなので木製の台が無ければ不安定になり、倒れてしまいます。




40kHz / 60kHz JJY受信用アンテナ No.9


雨の当たらない軒先に吊して使える40KHz専用のバー・アンテナ  入れ物は、ダイソーで縄跳びが入っていたケースを流用しています。
周りにクッションを入れて、がたがたしないようにするだけで固定していません。
穴を下にすれば雨は入らないけれど、雨が当たる場所なら塩ビ・パイプに収納する方が良いです。

 1次コイルの実測データ
長さ:200mm 幅:25mm 厚さ:10mmのフェライト・ロッドに0.2mm UEW線( 15m )を中央部に線幅48mm程度巻いています。 
2次コイルは50 - 60回ほど巻いておけば、受信用なので特にインピーダンスも気にしないで大丈夫です。
適当に巻いた後にトランスでマッチングを取る方が楽なので、巻き線を使い切ってしまおうと多めに巻いています。

固定コンデンサだけで周波数固定にしても良いけれど・・
ピークを出すために260PFポリ・バリコンとコンデンサで同調させています。
バリコンのつまみが無かったので、アクリル板に穴を開けて代用しています。




2009年11月1日   今年もあと僅かになりました。
朝から天気も良く。非常階段にアンテナを置いて受信してみました。


非常階段に置いてみました。 
フェライト・ロッドは長さ:200mm 径:18mmを2本直列にしています。 割とQ値が高いので、信号のピークがはっきり出ます。

2009年10月中旬にAOR社にフィルター取り付けを依頼しました。 AM( 5.5kHz ) SSB( ちょっと変則の3.8kHz ) CW( 500Hz )になりました。
今まではセラミック・フィルター( 3kHz )でしたが、500Hzになった事で切れ味が良くなりました。
60kHzを受信すると、メーターはS9を振ります。  40kHzではS9+20dB程度になります。
また、
ビル内では40kHzはS7つくらいで受信できます。 60kHzはメッシュの無い窓際に置くと信号は弱いけれど受信できます。 

2009年11月4日現在、同調用コンデンサを追加して22.2kHzが受信できるようにしてみました。
20 - 26kHz程度まで可変させたいので、後日新しく作ろうと考えています。
  
長さ:200mm 径:18mmを1本使用したバー・アンテナに交換すると、40kHzでS7から7.5、60kHzではS5程度でした。



直径65cm程のフラフープに同軸ケーブルを2回通し、マグネチック・ループアンテナを作ってみました。
中波帯では全域で良好な受信が出来ますが、さすがに40kHz / 60kHzでは感度があまり良くありません。
40kHzでS1から2程度、60kHzでS1程度です。 
ただし、このアンテナはまだ40 / 60kHzで使えるように同調回路も設けていないので感度が良くないのは仕方がありません。
次回は、もう一回り大きめにしてきちんとしてみようと思います。
2009年11月8日・・・その後
1.5D2Vの100m巻きを入手したので、同じ大きさのフラフープで巻き数を増やしてみました。
5回巻くと、かなり良い結果が出ました。 ( 1.5D2Vでは7回が限界でした。)
40kHzでS8 - 9程度、60kHzでS7程度です。
中波は問題なく、短波帯、FM放送帯、430MHz帯まで使えそうです。
屋上やベランダに置くとか置き場所があれば、このアンテナも1つあれば便利です。
5回も7回も大差は出ませんでしたが、非同調でも結構使えます。


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中波用アンテナの試作 販売用ではありません。


径:10mm 長さ:200mmのフェライト・ロッドを使った、中波帯2バンドの外部アンテナを作ってみました。


530 - 1700kHz / 900kHzからの2バンドのコイルを切り替えています。


三脚に取り付けられるようにしています。


上の2つは、三脚に取り付けられる様になっています。 下の2つは、持ち運び用です。


同調式・蜘蛛の巣アンテナ BNC型メスなので、L型変換アダプターと併用してPERSEUSに直結出来ます。
見た目は面白いのですが、比較的電波が強い地域でないと実用的では無いかも分かりません。
スパイダー・コイルはQ値が低く、同調点もフェライトに比べると今一つの感じです。
重さ:125グラム パイプが少し長すぎた様で、少々不安定です。

2010年10月10日 PERSEUS専用アクティブ・チューナー

PERSEUS用にアクティブ・チューナーを試作しました。
内部には120 X 10mmのバー・アンテナを内蔵しています。
後面のANTENNAコネクターに外部アンテナを接続すれば、チューナーになります。
ゲイン20dBのアンプを内蔵し、スイッチで10dB / 20dBのゲインが選べます。
使用可能周波数:500kHz - 1900kHz



裏面は測定器用のジャンパ・コネクターを採用して、PERSEUS本体と直結出来ます。
バー・アンテナを内蔵していますが、外部アンテナを接続するとチューナーとして使う事が出来ます。
例えば、非同調のループ・アンテナを接続すると効果が出ます。
野外で使用する場合に最適かと思います。
電池で動作させる場合を考え、LEDの明るさは認識できるけれど消費電流は1mA程度にしてあります。
アンプも10mA以下にしています。

ついでに・・・PERSEUS用の電源もここから取れるように5V 1Aの三端子レギュレーターを追加しました。
当初は電源については考慮していなかったので、後面は少し不自然になりました。





巻き枠の中身 線材は0.5mmUEW線です。 フタをして完成です。


AR5000用のアンテナ フェライトを使用しているので、さらに頭デッカチで重くなり不安定状態に。 台座に取り付けた方が良さそうです。
同じ外観で、周波数範囲が277kHz - 410kHzのビーコン電波受信用も作ってみました。


今後、シリーズ化する200mm 径14mmと18mmのフェライト・ロッドを使用した中波帯バー・アンテナ( 画像は径:18mmタイプ )
この他に、40 / 60kHz -JJY受信用、ビーコン電波用とロー・バンド&長波用を準備中です。


AOR AR3030( 30kHz - 30MHz )に2バンド・バー・アンテナで受信している様子。  
アンテナの方向は合っていないので、信号は弱めです。
520 - 3700kHz / 720 - 4600kHzをスイッチで切り替えることが出来ます。
16 X 178mmの短波用フェライト・ロッドを使用しています。  2MHzでのQ値は600程度取れます。


全手動( 回転角度は約300° & 同調式 )中波帯バー・アンテナ  200mm( 径10mm )フェライト・ロッドを2本つないでいます。 
同調範囲は550kHz - 1750kHzでラジオ関西( 558kHz )がぎりぎりになってしまい、暇を見付けてポリ・バリコンの微調整をしないと。


回転時のストッパーは、ネジを利用しています。
アンテナ部分を回転できる様にしたものの、手が軽く触れただけで動いてしまいます。

 パイプを上下で挟んで、堅めに回転する様にしました。


弟分です。 こちらの方がコンパクトで使いやすいです。
全手動( 回転角度は約300° & 同調式 )中波帯バー・アンテナ  200mm( 径10mm )フェライト・ロッド1本使用。 
同調範囲は520kHz - 2500kHzまでカバーします。


10cm / 20cm / 40cmの3種類


INOVONICS社製 中波帯アクティブ・アンテナ( 上 ) と電源( 2chアンプ用回路 )
製造中止になってしまいましたが、アンテナ部分はノイズ・キャンセル型になっています。
販売当時、アンテナは1本$300 電源部もかなり高めの価格設定では無いかと思います。
安く買う事ができれば、お勧めです。
メーカーに問い合わせてみたら、丁寧な説明と共に回路図が送られて来ました。
フェライトは
12.5mm x 188mmで、0.643mmの線材を30 - 40回巻いてあるそうです。
アンテナ部分の回路図は、こちら。 作るのもそれほど難しく無さそうです。



 取り付けた様子( http://www.inovon.com/ より転載 )


アンプは非同調式です。 半固定ボリュームでゲイン調整が出来、30dB程度の可変が出来ます。
現在、アンテナを2本、電源部を2台所有しています。
ノイズも少なく使いやすいのですが、電源部はラックに入れて使用するのを想定しているので邪魔になるかも分かりません。
このアンテナは中波用とされていますが、同調回路が無いので中波帯以外でも使用する事が出来ます。
逆に高い方は30MHzくらいまでは受信できますが、感度はそれほど良くないと思います。
元々、中波用なので仕方がありませんが、それでもそこそこ使えるのは便利です。
アンテナを北側の窓際に置いて実際に受信した音声ファイルです。  
40kHz-JJYも受信できました。 60kHz-JJYもかすかに聞こえました。

357kHz台の船舶用ビーコンの音声ファイル BEACON.WAV

100kHzのロランCの音声ファイル LORAN.WAV


60kHz-JJYの音声ファイル 60KHz_JJY.wav



中波・短波帯のアンテナ


DEGEN 31MS \3,000程で買える室内用アクティブ・アンテナ

周波数範囲 : MW : 531 -1602kHz ;SW : 3.9 - 22.00MHz
電源 :単四電池 X 2本  消費電流:6 mA
重さ:約 180g ( 電池含まず )
内容物: 1) Controlling box 2) Amplifier Box 3) Connecting Cable 4) Connector 5) Soft Antenna Loops
     6) Clips 7) MW Magnet Bar Inductor



接続図
使用した感想・・・造りはチャチですが、小型・軽量で旅先に持ち歩くのも良いかも分かりません。
さすがにビル内では短波は無理ですが、中波は結構いけます。 同調バリコンがあるので、目的の信号が強くなる位置にします。
注意点としては、線材が細いので何かに引っかけて切断しないように気を付けましょう。


アンテナ端子の無いラジオにはフェライト・バーを使います。 
長さ50mm 幅7mm 厚さ3mmほどのバーに0.5mm程の線材が28回ほど巻いてある様です。
オーディオ・コードを切って、特性を見てみました。
  


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長波用 Low Pass Filter


強い放送局が近くにある時などに威力を発揮するLCフィルターです。
ロー・パス・フィルター( 以下、LPF )は低い周波数域でも小型ですが、バンド・パス・フィルター( 以下、BPF )は結構大きくなります。
中波帯のBPFは数個持っていますが、12 X 20cm位あったと思います。
この2つのLPFですが、極めて性能が良いです。  周波数特性を見れば、一目で納得出来ると思います。
トラジェネの下限周波数が仕様では100kHzなので、それ以下の周波数では出力が低下します。


BNC型ケーブル / 1mをトラジェネとRF入力にそれぞれ接続してスルー状態の特性です。 10kHz - 300kHz


カットオフ周波数55kHzのLPF 


BNC型ケーブル / 1mをトラジェネとRF入力にそれぞれ接続してスルー状態の特性です。 10kHz - 1MHz


カットオフ周波数300kHzのLPF

ジャンク箱を探せば、長波帯のLPFが出てくるかも分かりません。


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ナショナル RD-9830 長波 - 短波帯 プリセレクター 受信用です。



周波数範囲:0.15 - 0.41MHz 0.53 - 1.4MHz 1.4 - 3MHz 3 - 8MHz 8 - 13MHz 13 - 30MHzの6バンド
マッチングは、アンプを通さないダイレクト以外に4通り  アンプのゲイン・コントロール
電源は、単三電池 / 4本・・・残念な事に、AC アダプター端子はありません。

右側より、不平衡 / 平衡アンテナを下にあるスライド・スイッチで切り替えます。
左端を受信機に接続します。


内部の様子 2SK49を2本使用しています。
電源を入れると増幅はするものの、全体にノイズ・フロアが上がりノイズっぽい感じになります。
中波帯だけなら、ミズホ通信(株)製のUZ-8DXsに使用しているアンプの方がノイズが少な目で良いです。


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ACアダプターについて
純正のACアダプターがスイッチング方式を採用していて、スイッチング・ノイズを無くしたい。
発熱を抑えたい!
文字通り電気の源( みなもと) である電源は、しっかりした物を使用したいと思います。

Perseus用ACアダプター 販売用ではありません。
標準添付されているACアダプターは、DC5V / 1Aのスイッチング・タイプです。
屋外のアンテナを使用する場合は、ACアダプターからのノイズを避けられるかも分かりませんが、室内アンテナを使用する事が多いので
ACアダプターをトランス方式の物に変更しました。
実験用電源を使用しても良いのですが、そこそこ小型で使いやすい物にしました。
新たにトランス式の電源を探すのは意外に難問で、世の中の多くがスイッチング方式で見付けづらいです。
そこで少し大きめのスイッチング方式の電源の中身を入れ替える事にしました。
電源スイッチもあり、節電にもなります。 この記事は参考例です。


ケースを開けて改造前の中身・・・5V / 4Aの物です。
ケースも填め込み式ではなく、ネジで開けられる物を探してきました。 \100です。


余分な部品を取り外すのに時間が掛かります。



トランスは、PK-06150( 1次:100V 2次:0 - 3V - 5V - 6V / 1.5A )です。
6Vのタップを使います。
7805による簡単安定化回路なので、説明するまでもありません。
大きめのケースに入っているので、ヒートシンクも大きめです。
低ドロップ電圧対応の3端子レギュレーター( LM2940CT-5.0 )を使用しています。
負荷時の整流直後の電圧は、6.2V  負荷時の出力電圧( 長さ1mのコード先端で )は、4.8V
その差分と電流を掛ければ、3端子レギュレーターで消費する電力が分かります。
レギュレーター部分で約1Wとトランスの発熱が加わりますが、あまり気になりません。
部品代は全部で\1,100程度でしたが、組み替える手間を考えると大きさは別にして定電圧電源を使用した方が
良かったかも分かりません。 部品を取り外すのが一番時間が掛かりました。
PERSEUSは5V / 0.7Aの消費電流とカタログに記載されています。
電源の近くにPERSEUSを置いても電源ノイズは無いので、室内アンテナで楽しむには良いかも分かりません。

使用記:
3端子レギュレーターの発熱は少ないのに比べ、トランスの発熱はそこそこあります。
基板に両面テープで固定しているだけなので、トランス全体が熱くなります。
そこで周りの放熱板を利用して、トランスの熱を逃がす事にしました。


トランスの位置を90度変えて、熱伝導グラファイト・シートを挟んでいます。
中央下の放熱器でずれないようにしています。
これでトランスの発熱が放熱器にうまく伝わり、トランス自体の温度上昇も抑えられました。
以前はトランスの上が熱く、すぐ下にトランスがあるというのが分かりましたが、今度はケース全体がほんのり暖かくなるくらいです。
これで最終とし、安心して使う事が出来ます。

 
これは、そのものズバリ! 左は1A,右は1.5Aの改造無しでそのまま使える安定化回路内蔵のACアダプター
元々はAC120V入力用なので、AC100Vで使った場合は整流後の電圧は低くなります。
安定化用ICの入・出力電圧差が少なくなり、発熱はほとんど無くなります。 ほんのり暖かい程度です。
5Ωの抵抗負荷を接続すると、1Aの方は約4.8V 1.5Aの方は約5.1Vになります。
電源を自作したり改造して使う場合は、無負荷時電圧だけではなく必ず実際に使用する電流相当値を流した時の電圧もチェックしましょう。
電圧が下がる場合、うまく動作しない事が考えられます。



AOR AR5000用ACアダプター( PERSEUSと同時に使用可能 )

AR5000の純正アダプターは発熱が多く、暫く使用していると上部の銘板が変色してしまいました。
トランスは大きくて良いのですが三端子レギュレーターの入力電圧が高いので、その分だけ発熱が多くなります。

AR5000純正アダプターの内部
トランスの鉄芯側面にアルミ板を貼り付ければ、熱が分散されて良いかも分かりません。

そこで電流容量に余裕があり、発熱を抑えたアダプターを用意しました。
新たに部品を集めて作るなら、出来合いの電源を使用する方が賢いです。
唯一の欠点は、トランス式の電源を見付けるのが困難な事です。
もし見掛けたら、すかさず購入する方が良いです。  これは、\300で見付けました。


大きくて、重い!  155 X 95 X 65mm 1Kgはあるでしょう。


ラベルを見て、+5V / 2AはPERSEUS用としても十分な容量があり問題ありません。
+12V / -12Vがあるので、トランス巻線はセンター・タップを利用していると判断しました。


ケースを開けたところ
+5V側はそのまま使えるので、改造は不要です。
想像通り、+12V / -12Vはセンター・タップを利用していました。
このアダプターはAC115V仕様になっているので、AC100Vで使用すれば入力電圧が低くなります。
三端子レギュレーターの入出力電圧差が少なくなるので、その分だけ発熱を抑えられます。
反面、負荷時に入出力電圧差が少なくなりすぎると安定化されなくなります。
そこで+12V側の三端子レギュレーターを低ドロップ電圧対応品と交換しました。
1A流した時の入出力電圧差は0.5Vとの事なので、問題ないと判断。
( 改造後の実測でも1Vを確保出来ているので、問題有りませんでした。)

-12Vの三端子レギュレーターを取り外しました。
整流用ブリッジ・ダイオードを2Aダイオード2本に交換し、ケミコンの極性を逆にして+12V側とジャンパして改造を終わります。
PERSEUSだけの使用目的なら、回路の変更は必要なく、PERSEUS側のDCプラグに変更するだけです。
この場合は。全部で\400程で収まります。


グレイのコードは、AR5000用( 純正品よりも太いコネクターを探すのに苦労しました。)
黒のコードにプラグを半田付けすれば、完成です。
全部品合わせても\800程でした。

電  圧

整流電圧 / 無負荷時

整流電圧 / 負荷時

出力電圧 / 無負荷時

出力電圧 / 負荷時

+5V

7.14V

6.23V / 5Ω負荷

5.22V

5.10V / 5Ω負荷

+12V

15.16V

12.98V / 11Ω負荷

11.98V

11.94V / 11Ω負荷


三端子レギュレーターでの発熱も少なく、良い結果が出ました。


PERSEUSを屋外・野外で使う電源を用意しました!!!

アンリツ MZ88Aを改造しています。

6V 7.5Ahの電池を直列接続してDC12Vを得ています。
内部には充電回路も含まれていて、しっかりとした造りになっています。
前面にはDC12V端子があります。

後面左側にDC12V出力端子があります。 これをDC5Vに変更します。
前面はDC12Vそのままに、後面コネクターのみDC5V出力に改造しています。
後面パネルの裏側にTA4805S( 5V三端子レギュレーター ) と放熱器を取り付けています。 中央のネジ2ヶ所
前面の12VはLEDライトに使えば、便利です。

持ち運びは重くて大変ですが、5Vラインはノイズ無しの電源環境が得られます。



CIAO radio H101 100kHz - 30MHz SDR受信機 イタリア製





文化放送 / 1134kHzを受信してみました。

PERSEUSと違い、パソコンのオーディオ帯域を利用しているので画面表示では48kHz(max,96kHz)までとなります。
しかし、PERSEUSの半額程度なのは魅力があります。
アンテナは2系統切替、DDS出力があり簡易SGにもなります。
電源はUSBラインから供給するので、ACアダプターは不要です。
周波数下限は100kHzですが、40kHz-JJYも受信できました。

イタリア製 現地価格 422.29ユーロ( 2012年3月24日現在 @109.18 ¥ 46,152 )
納期:、メーカー在庫があれば10日程度で取り寄せできます。   
本体、USBケーブル、ソフトウェアの内容です。  化粧箱はありません。
Windows XP / Vista / 7 Professionalでも動作しました。

メーカーのURLは、http://www.comsistel.com/product.php?id_product=11 です。

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The CIAOradio H101 is a portable 0.1 30 MHz Radio Receiver and Test Set 製品仕様です。

When connected and powered through a USB interface to a PC or a Laptop,
it receives and demodulates signals of any kind: DRM, AM, FM, SSB, CW, PSK, RTTY, SSTV

The CIAOradio H101, supplied with the CIAOradio Software, integrates in a broadcast
all-mode receiver many other interesting features typical of advanced instruments:

Real time spectrum displays before and after demodulation with high dynamic and precision

Digital filtering (brick wall pass band and multiple notch) of the demodulated signal with an easy and intuitive interface

Digital records of the panoramic spectrum of the RF signals (up to 48 kHz wide)
with high dynamic and accuracy for survey and post (off-line) demodulating purposes

Records and statistics of the amplitude of the signals coming from two different antennas,
for propagation and antenna diversity studies

Comparison between two different antennas for gain and pattern measurements

Thousands of memories for receiver parameter settings

Generate CW signals with internal DDS (eventually with external reference for higher accuracy)

Interfaces
USB
Antenna 1 and Antenna 2
Aux. Audio analog IF Out (0-24 KHz)
DDS OUT (200 mVpp)
REF IN - external reference clock input (optional, 30MHz /1Vpp)
Aux. 8V-12V DC input

Specifications
Dimensions: 12 x 12 x 3.5 cm
Weight: 200 g
Operating temperature:10-40ーC
Requires a PC with Windows
Operating system: XP/2000/98
Compatibility with other software

DRM, DREAM, WinPSK, Digipan, MMTTY, MMSSTV, SPECTRUM LAB
Essentially works with all software application designed to be used with an Audio Card
DRM decoding requires DRM or DREAM software



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