忘れないように日記を書いておけば、思い出すのも簡単です。
不定期に更新します。



2014年 1月 3日

2013年12月になると、ラジオデパートの1Fでは20日にアイコー電子さんが閉店されました。
10月末で瀬田無線さんが閉店されて寂しくなっています。
また、11月末にラジオストア閉館でパーツランドさんが1Fに移転されました。
だんだんパーツ屋さんが少なくなっていきます。 この辺りの事情は大阪・日本橋も同じようです。

ラジオデパートでの拾いもの  古いラジオキット

 

他にも色んなパーツを貰ったので、常連さんに無償提供しています。
1月はHigh-Q同調型バー・アンテナ 中波帯・短波帯の販売準備があります。
ミズホ通信研究所から限定数量で、短波帯は2-15MHz程度までカバー予定です。
ハンディ受信機用に100mm X 10mmフェライト・ロッドを1本、2本繋いだ2種類を予定しています。
従来のフェライト・ロッドは、1MHzを超えると徐々にQ値が低下していきます。
今回製作するのは従来品の2 - 3倍程度のQ値が得られ、高域でもQ値は低下しません。
感度が良く同調点がシャープなアンテナが出来上がります。
また、従来販売していた中波帯テスト・アンテナも仕様変更後に再登場の予定です。
コイル部分の変更に手間取っています。
2013年11月に日本放送協会仕様で5本納品し、代々木公園で実機テストをした測定資料も提供頂きました。


2014年 2月 15日

限定数量で、リッツ線の販売を始めました。  0.04mm  30 / 100 / 300 / 660 / 2000本まで・・・
エヌエフ回路設計ブロック ZM2376  1mHz - 5.5MHz 最新型LCRメーターを導入しました。


2014年 2月 18日


現在、発売中のQEX No.10で当社で販売しているスモール・アンテナの製作事例が詳細に紹介されました。
表紙左上にHigh-Qコイルを採用した同調型バー・アンテナも特別出演しています。
スモール・アンテナの読者プレゼントもあります。  本屋さんで購入してください。


2014年 6月 15日 バー・アンテナとフェライト・ロッド雑感

フェライト・ロッドの専門家でもなく、研究している訳でもないのですが・・・
余りにも知識の無い人が多いです。  素人だから知らなかったと言われるなら理解出来ますが。
過去の実例を紹介します。  この色は、先方の発言内容です。

●車のロッド・アンテナは指向性がある
小型で指向性のあるアンテナは製作出来るか? こんな依頼が来たので、バー・アンテナ以外にはありませんと回答。
業務用なので後でトラブルが起きたら困るので、現地で実際に電界強度を測定する事に。
待ち合わせ場所でアンテナ工事担当社の人から一言。  あんた、どんなアンテナを考えてる?
要求条件からバー・アンテナですよと、答えると・・・車のロッド・アンテナじゃだめか?
車のロッド・アンテナに指向性があったら、走りながらラジオを聞く事が出来ませんよ。

●バー・アンテナは単一指向性ですよね?
ラジオキットのバー・アンテナに20dBのアンプを接続したが、ゲインが取れず使えない。
接続に間違いは無いが、動作しない。
bar-antenna.comのアンテナは動作する物を販売しているのか?
動作するから売っているのが分からないのだろうか?

同調型で希望する周波数帯のアンテナを製作依頼されて、最後に一言。
おたくのバー・アンテナは、単一指向性ですよね?
心臓停止するレベルの問いかけです。
バー・アンテナで無指向性のアンテナは特許が下りているが、フェライト・ロッド1本で無指向性なら
ノーベル賞が取れますよ。 

某大学工学部のアンテナ工学の教授とのやり取りです。

●フェライト・ロッドはどんな形・大きさでも作れる!
業務用で高感度のバー・アンテナが製作出来るか?
製作は出来なくは無いが、高感度とは何と比較して高感度と言うのか数値か比較した物が知りたい。
情報が無い時点で高感度と言うなら、大きなフェライト・ロッドに太いリッツ線を巻くしか無い。
特注品で大きなフェライト・ロッドは製作可能だが、原価で5本100万円掛かるが100万円出す気が
あれば製作します。  リッツ線は2000本なら在庫が有ります。

そんな金額は出せない。 フェライトならどんな形・大きさも作ってくれる会社を知っている。
担当者を連れてくるから打ち合わせしたい。

ちなみに何処の会社? 名刺を見せてもらった瞬間に絶対不可能と思ったが、自信たっぷりに言うので・・・
数日後、担当者と来店されたので、フェライトの仕様書を見せて・・・御社では製作出来ませんよね?
はい、出来ません!と、予想通りの回答。
フェライトと言うのは世界に1つしかないと思っていた様で、連れて来たのはフェライト磁石の人でした。


2014年 6月 28日

久しぶりに、つくば・産業技術総合研究所に出かけて来ました。  
無線端末・アンテナシステム測定技術チュートリアルワークショップ(第6回)ですが、何度も見学した電波暗室以外にオープン・サイトの
見学等をして来ました。


75 - 110GHz ホーン・アンテナ 標準供給用測定治具


レーザーからミリ波にするコンバーター


オープンサイト 100  X 200m  この地下にアジレント製ネットワーク・アナライザが設置してあった。
地下は23°だったが、蒸し暑く長時間の作業は厳しそうだった。


30年振りに訪れた筑波山・筑波神社   神社の横にあるホテルに一泊、夜遅くまでアンテナなどの技術談義
12月は種子島にあるJAXA宇宙センターの一般に入れない区域の見学が予定されていて、早期参加表明して来ました。










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