当社は通信販売を主体にして、超長波 〜 長波 〜 中波 〜 短波帯  1Hz 〜 30MHz程度までの
バー・アンテナ / スパイダー・コイル / リッツ線 / フェライト素材などの販売をしています。

運営は、マイクロ・パワー研究所( http://mpl.jp )が行っています。



ハンディ受信機・ハンディ・トランシーバー用 長波帯 / 中波帯 / 短波帯バー・アンテナ
(
ハンディ・トランシーバーでは送信してはいけません! 内部コイルが焼き切れる可能性が高いです。)   

野外に持ち出すならハンディ型が便利ですが、低い周波数帯を楽しもうとするとアンテナが大きくなり考えてしまいます。
小さくできても、感度が悪いとがっかりします。 手頃な大きさのバー・アンテナで何とかならないか?
いつも通り、アンプは内蔵していません。 アンプが有れば、バー・アンテナは小型化出来ます。
しかし、下手なアンプを内蔵する事で混変調特性が悪化したりノイズっぽくなったり良い事だけではありません。
市販のバー・アンテナを利用して作るのも悪くありませんが、ちょいと安易すぎませんか?
コイル部分を自分で工夫すれば、アンプ無しでも十分な感度が得られます。
フェライト・ロッドは小型だけど、S/Nが良い素材だと言うのを思い起こして欲しいです。

http://bar-antenna.com/hikaku/densetsu.html にヒントがあります。

千葉県在住のAOR AR8200を使っている
よっちゃんより、ご要望にお応えして試作してみました。 
小さすぎて聞こえないのも困るので、そこそこの大きさでと言うリクエストです。
他の機種ではコネクターの取り付けに問題があるかも分かりませんが、AOR AR8200では回転させてもぶつかる事はありません。

SMA型コネクターについて  注意事項!
最近のハンディ機は小型化する為に、SMA型コネクターを使用している機種が多くなりました。
アンテナ等を自作する時は、
秋葉原で売られている安物のSMA型に似せたコネクターに注意しましょう!
買う、買わないは個人の自由ですが、外観を似せているだけで性能面は似ても似つかない物が多いです。
一度だけ使用しても金属クズが出る材質不良やガタ付きのある工作精度不良以外にも、テフロンと称したとんでもない高損失の白い絶縁物。
信じられない人は実際に試すと分かります。 勇気が有れば、信頼できるネットワーク・アナライザーで測定依頼してみて下さい。
ただし、測定器側の高価なコネクターが破損する可能性が高く、その場合は高額な修理代を要求されると思います。
多少高くても、ヒロセ電機、ノーブル無線、スタック電子など名の通ったメーカー製を使用して下さい。



ハンディ受信機用 バー・アンテナ ( RCAジャック付きの物は、外部アンテナに接続できます。)
上の右 長波帯( 215 -1000kHz )
上の左 短波帯+中波 ( 2.8-10.4MHzと良く聞く中波をSW切り替え)
上から2段目 中波帯
上から3段目 左 3.8 -12.5MHz   右 3.4 - 10.4MHz
一番下 左 中波帯  中央 中波帯  右 3.9 - 14MHz

一番下の中央 中波帯ミニ・アンテナ( 65 X 8mm )は、性能比較用( 200X 10mm )アンテナと感度はほぼ同性能です。
但し、同調時はシャープな特性があります。
詳しくは、下記ページをご覧下さい。
http://bar-antenna.com/hikaku/densetsu.html

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長波帯対応


長波帯(
長さ:200mm 径:10mm のフェライト・ロッドを使用 )
同調周波数範囲: 200kHz - 1000kHz



長波帯( 地下鉄の誘導無線・海上無線ビーコンなど ) 125 - 500kHzをカバー

  

 
140 X 8mmのフェライト・ロッドに0.12mm UEW線を巻いたコイルのデータです。
ハンディ受信機にはバー・アンテナが内蔵されている機種がありますが、これはフェライトが大きい分だけ感度と同調時のシャープさが違います。


330 - 2400kHz 高Q値のコイルを採用したバー・アンテナ


  


 

100 X 10mmのフェライト・ロッドにコイルを巻いてあります。
他のバー・アンテナと異なる点は、2 - 3倍の高Q値になっています。
他の中波帯バー・アンテナの実測データと比較すると判りますが、このアンテナは周波数が高くなるとQ値が高くなっています。
1MHz以上で少し感度が落ちたなと感じさせません。  試作品のみで、販売予定はありません。

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中波帯対応


中波帯( 長さ:140mm 径:10mm のフェライト・ロッドを使用 )
同調周波数範囲:520kHz - 1750kHz


AR8200の抜け殻( 脱皮して、新しいケースに入れてもらいました。) これは、何かあった時の予備用に保存。

最近のハンディ受信機はSMA 型コネクターが多く、SMA型で製作してみました。


中波帯
( 長さ:200mm 径:10mm のフェライト・ロッドを使用 )
同調周波数範囲:520kHz - 1750kHz
左側のRCAジャック:外部アンテナ接続用・・・外部アンテナを接続すると、チューナーとして動作します。
右側のスイッチ:下側で中波帯全域をカバー 上側で620 - 2520KHzをカバーします。
        ( 外部アンテナを接続した時は、同調周波数が変化するために補正用のスイッチとして設けています。)



中波帯( 長さ:63mm 径:8mmのフェライト・ロッドを使用 )
同調周波数範囲:540 - 2400kHz

 ICOM IC-R6での使用例-1
0.52 - 2MHz中波帯バー・アンテナ 63 X 8mmのフェライト・ロッドを使用しています。

 
小さなケースに入れるにも限界があります。 テイシン電機 TB-50( 30 X 50 X 20mm )を使用しています。
フェライト・ロッドは80 X 8mmで、270PFポリ・バリコンを使用しています。 コイルは350μHで中波帯全域をカバーします。

2010年4月2日 午前4時40分に中国放送 / 1350KHzをアンテナ別に受信してみました。
場所は、全て同じです。



1350の数字の下に見える黒点が信号強度を示しています。
内蔵のバー・アンテナ( 長さ35mm )で受信している状態・・・音声が聞き取れません。


次に、
63mm 径:8mmのフェライト・ロッドを使用した時の状態です。
はっきり音声が聞き取れるレベルです。


80 X 8mmのフェライト・ロッドだときれいに聞こえてきます。
内蔵バー・アンテナと比較すると全く違います。
最近のハンディ受信機は小さくなりすぎてバー・アンテナが大きく見えるのが難点ですが、
63mm 径:8mmにするだけでも
かなり改善されます。

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短波帯対応


短波帯( 長さ:100mm 径:10mm のフェライト・ロッドを使用 )
同調周波数範囲:1.95MHz - 9.5MHz


短波帯( 長さ:200mm 径:10mm のフェライト・ロッドを使用 )
同調周波数範囲:2.8MHz - 10.4MHz
左側のRCAジャック:外部アンテナ接続用・・・外部アンテナを接続すると、チューナーとして動作します。
右側のスイッチ:下側で短波帯 上側で、良く聞く中波帯に同調( これは文化放送とニッポン放送に )




AOR AR-miniでラジオ日経を受信中( ビル内 )

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地下鉄・誘導無線対応


ICOM IC-R6での使用例-2
125 - 500kHz 地下鉄誘導無線・海上ビーコン・長波帯用 140 X 8mmのフェライト・ロッドを使用しています。



AR-miniに地下鉄誘導無線用バー・アンテナ  125 - 140kHzまでの同調範囲



地下鉄誘導無線用バー・アンテナを取り付けた例 130±5kHzをカバーします。
右:140 X 8mmのフェライト・ロッドを使用し、全長は180mmあります。
中央:80 x 8mmのフェライト・ロッドを使用。
左:112mm X 10mmのフェライト・ロッドを使用。1.5D2Vケーブル( 約70cm )付き。
ハンディ受信機には長波帯から短波帯をカバーするバー・アンテナが内蔵されている機種もありますが、同調式ではありません。
目的の周波数帯に同調したバー・アンテナは、抜群の感度が期待できます。


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古さと新型受信機の組み合わせ?
昔からあるスパイダー・コイルの組み合わせも良いかも。

 
コイル枠は、良く見かける88mmの物です。
少しでもQ値が良くなるように、リッツ線( 0.051mm X 7本 )を巻いています。 ポリウレタン単線ではQ値は半分程度になります。

  
コイル・データ 75回巻き、20回目にタップを出しています。

コイル部分はキズが付かないように、高周波ニスを塗っています。
コイル枠を黒く塗っています。 この後で、コイル部分全体をラッカーで塗布して完成です。

使用感は内蔵バー・アンテナより少し良い程度です。 外付けバー・アンテナには及びません。
同調時のピークが分かりにくいので、バー・アンテナの方が使いやすいです。
外観のユニークさを求める人向けのアンテナです。




SMA延長コネクター


SMA SAVERコネクター( オス・メス延長コネクター )
上の短い方は入手が簡単ですが、長い方はなかなか見つからないかも。




JJY / 長波 切り替え式バー・アンテナ
200 X 18mmのフェライト・ロッドを使用して、このクラスでは最高感度が得られます。
屋外で長波帯を楽しむ時には最適なアンテナです。


上部にストラップ用リング、下部に三脚用ネジを取り付けてあります。

受信周波数範囲:40 / 60kHz 切り替え ±2KHz程度の範囲で可変可能
        100 - 400kHz
出力コネクター:BNC型メス


上部にストラップ用リング、下部に三脚用ネジを取り付けてあります。 長さ:252mm 径:10mmのフェライト・ロッドを使用しています。

受信周波数範囲:40 / 60kHz 切り替え ±2kHz程度の範囲で可変可能
        100 - 600kHz
出力コネクター:BNC型メス


更新日 2011年 6月 8日


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