当社は通信販売を主体にして、超長波 〜 長波 〜 中波 〜 短波帯  1Hz 〜 30MHz程度までの
バー・アンテナ / スパイダー・コイル / リッツ線 / フェライト素材などの販売をしています。

運営は、マイクロ・パワー研究所( http://mpl.jp )が行っています。

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ここに記載しているフェライト製品以外は扱っていませんので、問い合わせしないで下さい。
フェライトの材質や詳細試料に関する資料は用意していません。
ご希望の材質では無い可能性がありますから、フェライト製造メーカーに直接ご注文下さい。

注:このコイルは、メールで打ち合わせ後 または 秋葉原店で打ち合わせ後に製作を開始します。 
  打ち合わせをしないで秋葉原店に来店されても、当日のお渡しは出来ません。


実測データ付き・超長波 / 長波帯 受信用コイル
大きめのコアを使用しているので、高感度が期待出来ます。
指向性は水平方向に対し、8の字特性になります。
用途:22.2kHz 40kHz 60kHz 100kHzなどに使用出来ます。

1次コイルのみを巻いた完成品で納品します。

以下は購入された方がご用意ください。
●必要に応じて、2次コイルを巻いてください。
用途に合わせてケースに収納してください。
●同調方式にする場合のコンデンサ類の調達



以下に3種類の試作例とコイルの実測データを記載します。

径:25.8mm  長さ:28.8mmのコアを直列に並べて長さを稼いでいます。

9本直列タイプ( コア長:259.2mm )   収納パイプ外径:34mm   長さ:260mm


使 用 周 波 数  k H z インダクタンス:mH       Q 値     
22.2
4.64
275
40
4.64 350
60
4.64 354
100
4.64 312


9本直列タイプ( コア長:259.2mm )   収納パイプ外径:34mm   長さ:260mm

使 用 周 波 数  k H z インダクタンス:mH      Q 値      
22.2
6.2
251
40
6.2 317
60
6.2 322
100
6.2 287


13
本直列タイプ( コア長:374.4mm )   収納パイプ外径:34mm   長さ:375mm

使 用 周 波 数  k H z インダクタンス:mH       Q 値      
22.2
13.2
304
40
13.2
343
60
13.21
333
100
13.26
289



この様な外観で納品されます。
試作品なので、両端のテープは透明テープになります。
コイル両端は30cm程度と余裕があります。

注文時に、ご希望のタイプとおよそのインダクタンスを指定してください。
但し、インダクタンスはある程度の誤差が生じますのでご了承ください。

21本タイプは更に大きなインダクタンスが得られます。

9本直列タイプ( コア長:259.2mm ) 単価 ¥35,000 税込み
13本直列タイプ( コア長:374.4mm ) 単価 ¥40,000 税込み
21本直列タイプ( コア長:604.8mm ) 単価 ¥58,000 税込み

納品時に10kHz - 100kHzまで1kHzステップで実測した以下のデータを1本毎に添付します。
インダクタンス値とQ値    インピーダンス( Z )と位相( φ )
CSV形式で添付します。  Excelでグラフ化が出来ます。
データはメールに添付します。

納期:10日程度



新サービスを開始しました!  実測データ付き・超長波 / 長波 / 中波帯 受信用コイル

22.2kHz 40kHz 60kHz 100kHz 135kHzなどの超長波から長波帯
522 - 1800kHzの中波帯の受信用コイルを巻こうとしたけれど・・・
インダクタンスとQ値を測定する事が出来ずに、製作を諦めていませんか?
使用したい周波数で、ズバリとインダクタンスとQ値を正確に測定します!

●長波受信用にコイルを巻き、指定周波数でのインダクタンスとQ値を測定した完成コイルを用意しました。   
 2SK241などのアンプを併用する場合のコイルとして最適です。
 巻いてあるのは1次コイルのみです。 2次コイルが必要な方は、ご自分で巻いて下さい。
 
電波時計の外部アンテナなどにも利用できます。

●同調型アンテナを製作する場合、同調点のピークを取る必要があります。
 通信型受信機、通常のラジオでは信号強度や音声の強弱で同調点が把握出来ますが、電波時計用にする場合は
 最低限でも以下の測定器が必要になります。
 周波数特性が測定できる、信号発生器+スペアナ、オシロスコープなど
 電波時計しか無い場合は同調点が把握できるまで相当な時間が必要になるため、お勧めしません。


上:200 X 10mm( 販売終了 )  下:200 X 25 X 10mm( 販売終了 )

●フェライト・ロッドには周波数特性があります。
 インダクタンスを測定する場合、測定周波数により値が変わり正確な値を得るには実際に使用する周波数で測定するのが最良の方法です。
 インダクタンスが判れば、あとは固定コンデンサとバリコンやトリマと組み合わせれば簡単に同調させる事が出来ます。

●当社ではAgilent E4980A LCRメーターを使用し、20Hz - 2MHzの任意周波数でのインダクタンスとQ値の測定が正確に測定できます。
 

  
これらは、200 X 25 X 10mmのフェライトを使用したコイルの実測例です。

●希望周波数を必ず指定して、ご注文下さい。
 例:40kHz 60kHz 135kHz 1422kHz等100Hzステップで指定できます。
   中波帯では概ね1MHzで測定すれば使用できます。 中波帯では350μH前後になります。

注:周波数により巻数が若干変わります。 インダクタンスは5mHから10mHの間になります。

●秋葉原店頭で申し込まれた場合、その場では対応できません。
 代金を頂いた後にコイルを巻き実測しますので、翌日以降渡しになります。
 通販の場合は、入金確認後に作業を開始します。

●測定データについて
 Agilent E4980A LCRメーターの測定画面をコピーします。
 このページに記載しているのが、測定画面になります。
 通販の場合:測定データはメールに添付します。    GIF形式です。
 秋葉原店頭でお申し込みの場合は、USBメモリーを持参して頂くかメールに添付のどちらか指定できます。

現在、用意できるフェライトは以下の2種類のみです。 送料は含まれていません。
巻線はUEW線( ポリウレタン銅線 )を使用します。
また、指定周波数におけるインダクタンス値も◯◯.◯mHにして欲しいと言う様なご要望の場合はカット&トライの
手間が増えるために倍額とさせて頂きます。

1,フェライト・ロッドの大きさ  200 X 10mmの場合 1本当たりの価格です。 販売終了
 今回は、40kHz程度から2MHzまでのコイルを対象にしています。
 1周波数の場合 ¥3,000
 2周波数の場合 ¥3,500
 3周波数の場合 ¥4,000
  ※2本以上の場合は、各¥300割引になります。

完成したコイルをパイプに収納したセットも用意が出来ます。 上の画像がセットの内容です。
ケースに取り付けるためのパイプ 10cm( 必要に応じて長さは変更が出来ますが、多少の料金が加算されます。 )
ジョイントのねじ部分でケースを挟んで固定します。 
ジョイント部分からコイル巻線は10cm程度出ています。

 取り付けた様子です。
ケースは含まれていませんので、各自で用意して下さい。

200 X 10mm完成コイルをパイプに収納した完成品をご希望の方は、加工費用 ¥1,500を加算して下さい。( 販売終了 )


●このバー・アンテナは1次コイルだけなので、受信機に接続するには低インピーダンスに変換して下さい。
 TR / FETなどでアンプを自作されるか、市販品を利用して下さい。
 上記バー・アンテナをお買いあげの方には、2N3904を使用した簡単なアンプ部品を用意しています。
 長波帯・中波帯のバー・アンテナで使用できます。
 電源電圧:+3V から +9Vで動作します。   ※ゲインは10dB程度です。
 C・R・TR・FCZ トランジスタ基板(小)と回路図がセットになっています。 
 但し、同調用コンデンサは含まれていません。
 専用基板ではありません。 簡単な回路なので、部品の配置は各自で工夫して下さい。
 サポートはしていませんので、半田付けの経験が無い方はご遠慮下さい。
 バー・アンテナを1本ご購入毎に、1組 ¥500です。 アンプ部品のみは、販売していません。

 

136.2kHzにおける2N3904を使用したアンプの特性例  入力:-30dBm  出力:-17.29dBm  ゲイン:約13dB 電源電圧:+6V
スタート周波数が20kHzから測定していますが、トラッキング・ジェネレーターが100kHzからなので低域が落ち込んでいます。

200 X10mmのバー・アンテナを使用して、40kHz / 60kHz両用のアクティブ方式バー・アンテナを試作してみました。


中央のスイッチを下側にして40kHz( 可変範囲 約2kHz ) 上側にすると60kHz( 可変範囲 約3kHz )になります。
左右のダイアルは同調用です。 アンプのゲインは約10dBほどで、そこそこシャープな特性です。



40kHz同調時の特性です。



60kHz同調時の特性です。

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200 X 10mmバー・アンテナに2N3904を使用した1石アンプを内蔵した完成例です。



木製台に取り付けて、窓際に置いて使用しています。



ACアダプターは手持ちを使ったので、DC9Vにしています。 
裏面RCAジャック 赤色と黒色のジャックはそれぞれゲインが違います。
近距離の場合は黒色にしています。


赤色ジャック

黒色ジャック

550kHz

14.4dB

6.5dB

1150kHz

11.5dB

3.8dB

1600kHz

8.3dB

-1.2dB


配線は綺麗ではありませんが、FCZトランジスタ基板を使用して横に貼り付けています。



10Hz - 2MHzの周波数範囲限定 コイル または コンデンサの周波数特性 測定サービス

Agilent E4980A LCRメーターで、コイル、コンデンサなどの周波数特性を測定します。
10Hz - 2MHz内の希望周波数を最大2000ステップ程度で測定します。
例:10Hzから10kHzで201ステップで・・・100kHzから2MHzで1001ステップで・・・
測定データはExcel形式になります。 パソコンを所有し、Excelがインストールされている事が条件です。
グラフ化はしていませんので、測定データを元にグラフを作成してください。

●コイル:どの周波数でインダクタンスが増加するのか、Q値が大きくなるのかが判別できます。
 同様に、インピーダンス特性も測定できます。
●コンデンサ:どの周波数で損失係数が変化するか判別できます。

測定項目:項目については、Agilent E4980Aのマニュアルで確認してください。  
ここをクリック!
インダクタンス:Q値  キャパシタンス:損失係数 インピーダンス:位相角など・・・
試料に印可する測定周波数電圧などの希望もあれば、お知らせください。
秋葉原店のE4980Aは、DCバイアスのオプション内蔵です。

申し込み方法:
秋葉原店で受け取り希望の場合は、事前に測定項目などをメールで打ち合わせ願います。
事前の打ち合わせ無しに来店されても、当日測定は出来ません。
測定データをUSBメモリーに保存するため、必ずUSBメモリーを持参願います。

遠方の方は、同様にメールで打ち合わせをお願いします。
測定データは、メールに添付します。 
測定試料の往復の送料はご負担ください。

測定料金:
測定項目1 - 4項目まで 1項目につき ¥1,500  5項目から1項目につき ¥1,200
DCバイアスを印可して測定する場合は、1項目あたり¥500を加算してください。



この他にも、1Hzから使用できるフェライト・ロッド( 線を巻いたELF, SLF, ULF, VLF, LF用バー・アンテナも扱っています。)
大型フェライトを使用しています。 用途に合いそうな物をお知らせします。
取り寄せのため、納期が1ヶ月程度掛かります。 最低注文数量に満たない場合は、割高になる場合があります

ここに記載しているフェライト製品以外は扱っていませんので、問い合わせしないで下さい。
フェライトの材質や詳細試料に関する資料は用意していません。
ご希望の材質では無い可能性がありますから、フェライト製造メーカーに直接ご注文下さい。



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