汎用 卓上 同調型バー・アンテナ 組立部品セット( 数量限定品 )を用意しました。
中波帯に対応します。 比較的、放送局に近い方にお勧めです。 コンパクトなので、狭い場所でも大丈夫!
 
組立は簡単に出来ますから、説明書は付属しません。 サポートもありません。
コイルの巻き方などは、画像が紹介されているページを参照して下さい。
組立行程は、以下の通りです。 説明通りに製作して下さい。

◎コイル部分を巻く
 260PFのバリコンで中波帯をカバーしています。
 インダクタンスは360μHあれば、520KHzから使用できる事になります。
◎出力のRCA型ジャックを取り付けるために、塩ビ・パイプに穴を開けるか、
 木台の中心に穴を開けて、木台の下側にRCA型ジャックを取り付ける穴加工をする。
◎T字型の塩ビ・パイプにポリ・バリコンの取り付け穴を開ける。
◎リッツ線 / 1次側とポリ・バリコンを半田付け・・1次側は、巻き数が多い方です。
 2次側とビニール線を半田付け・・取り付ける場所によりRCA型ジャックに半田付けする順番を考えながら作業する事。
◎リッツ線を切らないように、塩ビ・パイプにバリコンを取り付ける。
◎T字型の塩ビ・パイプを木台に取り付けるために、木のパイプを削って塩ビ・パイプに合わせる。
◎必要に応じて、塩ビ・パイプと木台を接着剤で固定する。
◎RCA型ジャックの穴は少しきつめにして、隙間にエポキシ接着剤などで固定して下さい。

同調バリコンには、周波数が表示された目盛板は付属しません。
聞きたい放送局にラジオを合わせ、同調バリコンを廻せば信号が強くなるのが分かります。

\6,000 送料\600
コイル部のみ組立済みをご希望の場合は。\1,000増しになります。
所定のインダクタンスが得られる位置にテープで固定してあります。

部品セットの内容:

少し大きめのフェライト( 200 X 25 X 10mm ) 1本
保護用・熱収縮チューブをフェライトに取り付け済み
リッツ線( 0.051mm X 15本 )  5m
260PFポリ・バリコン 1個
ポリ・バリコン延長シャフトと取り付けネジ 1組
同調ツマミ 1個
出力用RCAメス・ジャック 1個
塩ビ・T字パイプ 1本
塩ビ・キャップ 2個
塩ビ・パイプ 約6cm 2本
木製の台 1台
リード線 各色50cm 4本
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アンテナ端子が無いラジオに結合する為のコイル部品
小型フェライト
0.32mmポリウレタン線 1m
RCAプラグ付きコード 約1.5m
熱収縮チューブ 10cm

注:木製台と塩ビ・パイプの穴開け加工はしてありません。 各自で加工が必要です。

同調型バー・アンテナ コイル部分の作り方
UZ-8DX / UZ-8DXs用コイル部分の作り方を参考にして下さい。 違いは、巻く回数だけです。  
端から15mmの位置から、密着して48回巻きます。  巻く前に15cmほど余裕を持ってリッツ線を残します。
巻き終わったら15cm程リッツ線を残して下さい。
これが1次側になります。 巻き始めと終わりが分かるように、マジックなどで印を付けておくと便利です。
1次側はポリ・バリコンに半田付けします。 

巻き終わり後は、セロテープでほどけないように仮留めします。
同様に2次側を1次側の巻き終わり側に5回巻きます。  巻き始めと巻き終わりに15cm程残して下さい。 
巻き終えた後で、ホット・メルトなどで固定します。 ( エポキシ樹脂接着剤・ボンドでも問題有りません。)
ホット・メルトが無い場合は、ビニール・テープでも構いません。
セロテープだと、時間が経過すると粘着力がなくなりコイルがほどける心配があります。
2次側は出力のRCA型ジャックに半田付けします。

  
48回巻いた時のデータです。 予定する360μHより若干低めですが、希望する受信周波数が500KHz台の場合は49回か50回にして下さい。



ポリ・バリコン取り付け穴の加工例

備考:
フェライトは1本毎に微妙に特性が違います。
端から15mmの位置から巻き始める様な説明になっていますが、ある程度の可変幅を持たせたい場合はクリア・ファイルなどの素材を折り曲げて
フェライトの上をスライド出来る様にすると便利です。

2次側出力用ジャックの取り付けについて
木製パイプの中心に穴を開けて線を通し、側面にジャックを取り付けています。 取り付け後は、2液混合エポキシで固めています。
穴開けが出来なかったり面倒な場合は、塩ビ・パイプの裏側に穴を開けて線を出すかジャックを取り付ける様にして下さい。

 

結合用コイル部分の作り方


コードの先端を加工します。


0.32mmポリウレタン線をフェライトの上に10回ほど巻きます。
結合コイルなので、巻き数にはあまり神経質にならなくてもOKです。
コイル部分がほどけない様に、テープで固定して下さい。


完成後、熱収縮チューブを被せたところ。  収縮後の画像です。

使い方は、簡単です。
アンテナ端子がある受信機やラジオには、RCA型ジャックの出力を接続します。
アンテナ端子が無い小型ラジオなどは、結合用コイルをラジオに近づけて良く聞こえるところに固定します。
バー・アンテナも回転させて、一番良く聞こえるところにして下さい。

一部、完成品もあります。



中波帯200mm同調式バー・アンテナ組立キット  天網快々シリーズ 第1弾
長さ:200mmフェライト・ロッドを採用し、2種類( 径:14mm と18mm )のキットを用意しています。


バー・アンテナ部分は完成品です。 1次側コイルにはリッツ線を採用しています。

コイル部分のカット&トライ作業が省け、コイル作りの失敗の心配がありません。
ポリ・バリコンとBNC型ジャックの穴開け加工が4ヶ所、半田付け、パイプと台座の接着が必要です。
穴開け加工は、ポリ・バリコン部の径8mm、3mm( 2ヶ所 )と、BNCコネクターの径9mmの4ヶ所だけです。
( 半田、接着剤はご用意下さい。)

完成後の周波数範囲:520 - 1700KHz
2次側はロー・インピーダンスになっていますから、通信型受信機には直接接続できます。 
一般ラジオのカプラー用にRCAピン型コードとビニール線1mを添付していますが、変換アダプター( BNC型オス/RCAジャック )は添付されません。
BNCコネクターの出力とラジオの外側に数回リード線を巻いてカプラーの替わりにします。
変換アダプターをご希望の方は、\500を加算して下さい。

長さ:200mm 径:14mmのフェライト・ロッドを使用したキット \7,500 送料 \800
長さ:200mm 径:18mmのフェライト・ロッドを使用したキット \8,500 送料 \800


完成見本 径14mmと径18mmも同一のパイプを使用しているので、完成後の外観も同じになります。
鋭い同調特性で、従来の市販バー・アンテナを使用した同調式と比較して10dB以上の感度アップが期待できます。
従来の市販バー・アンテナと改良型の比較は、
ここをクリックして下さい。


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