忘れないように日記を書いておけば、思い出すのも簡単です。
不定期に更新します。



2012年 1月 7日

ミズホ通信 UZ-77用の回転式バー・アンテナの進化系を試作してみました。




詳しくは、下記ページをご覧ください。

http://bar-antenna.com/kansei/mizuho_kansei_2.html

2012年 1月 12日

9kHz - 30MHz EMC測定用ループ・アンテナが新たに加わる予定です。
AC100V または 電池駆動が出来るので、野外で使用するのもOKです。

http://www.electro-metrics.com/product/em-6876/77/

アンテナ係数も判っているので、自作したループ・アンテナのゲイン測定なども出来そうです。

追加で、アクティブ モノポール・アンテナも加わります。



2012年1月22日  沖ノ鳥島フォーラム  会場:東京・有楽町 国際フォーラムにて  東京都水産課主催

詳細ページはこちら  http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/norin/suisan/okinotorishima/forum2012/forum2012.htm

東京から1000km以上離れた沖ノ鳥島は日本の広大な排他的経済水域を守ると共に、貴重な海洋資源が多い島です。
2時間半の短い時間でしたが沖ノ鳥島周辺で採れた魚の試食などがあり、興味深い内容でした。




試食できた魚と、メニューです。


左上:鰆の胡麻風味ポアレ トマトケッパーソース
右上:マイザイウオのグラタン カレー風味
下:鮪のロースト山葵と醤油のバターパン粉に包まれて
お茶の他に、ワイングラスとかビールがあれば良かった・・・東京都主催だから無理か。

会場で奇跡の島 沖ノ鳥島のDVD 6枚組を買ってきたので、見ようと思います。



2012年 2月 6日

秋葉原店の入口上にUZ-77 + 回転式バー・アンテナを取り付けました。
一番上の記事( 1月 7日 )と同じ進化系の物です。
非同調( UZ-77本体のみで同調 )と同調式( バー・アンテナ部分とUZ-77の両方で同調 )の2通りが切り替えできます。
普段は1134kHz( 文化放送 )をAOR AR3030とAR7030で聴いています。
ガラス棚の入れ替え作業中です。  売れないジャンク品を処分してコンパクト化したいのですが・・・どうなるやら。



2012年 2月18日 珍品?を入手!



GLOBAL AT-2000  受信用アンテナ・カプラー  0.5 - 30MHz / 8バンド
どこかで見かけたデザインだと思いませんか?
このカプラーの面白い点は、中央下にあるQセレクターです。
切り替える事で同調時の幅が変わります。
これが販売された当時はPERSEUSなど画面で確認できる受信機はなく耳とSメーターだけで確認するには
コツが要りましたが、今ならもっと細かく調整出来るのではないかと思います。

内部の様子    どこかで見かけたコイルじゃありませんか?
下限430kHz程度から上限35MHz程度まで同調します。



WATERS & STANTON ELECTRONICS社向けのOEM製品です。
製造元は、ミズホ通信さんですね。
高田さんにお見せすると、懐かしいですね。 20年くらい販売していましたとの事でした。



2012年 2月 24日

HOWES MW1 再生式ラジオ
ヨーロッパ方面で販売されたキットです。   現在は、無くなってしまった様です。
中波帯を2バンドでカバーする再生式ラジオです。
FET X 2 TR X 1 AF-AMP IC X 1の構成です。

キットを完成させた物を入手したので、マニュアルはありません。
後日、イギリスのQRPクラブに頼んで入手しました。

同調範囲は、下記の2バンドです。
Low: 620kHz - 1000kHz  High: 1000kHz - 2.2MHz

内部画像を見れば分かりますが、同調コイルが小さいのでこのままでは聞くことが出来ません。
必ず、外部アンテナを用意する必要があります。 電池BOXとBNCコネクターは。後から取り付けました。



RFインダクタ180μHとポリ・バリコンの組み合わせ( Lowバンドはスイッチで180PFを並列接続 )です。
再生用のコイルは、このインダクタの上に4回巻いてあります。

このままではNHK第一( 594kHz )は聞こえませんが、改造無しで使う事にしました。

TR1が非同調なので、感度は少し低めです。



2012年 3月 14日

3月11日に、日比谷公園で1年前に地震、原発反対の市民集会が行われました。
地震でラジオが見直された事もあり、TBS、文化放送、日本放送の3社合同でいキャンペーンを会場の隅で行いました。
ラジオ・リフレッシュキャンペーンと銘打って、午前11時から午後4時まで行いました。
簡単な修理と電池交換を無料で行うのですが、TBSラジオでは以前より実施していますが3社合同は初めてです。
スタッフは青&白:TBS 赤:ニッポン放送 オレンジ:文化放送   私は赤ジャンパーでした。


たくさんの方が並んで、大盛況!!
ラジオをお持ちいただいた人数は264人、受け付けたラジオは、合計370台でした。
※うち、112台は電池交換のみでした。

メーカーではないので、部品交換は出来ません。 電池の接触不良や清掃が主です。
STANDARD,NATIONALの初期型ラジオや、TIVORIとかICF-6500,ICF-EX5,ICF-SW7600,名刺型ラジオなど様々です。
自分で組み立てた2石ラジオ、006P/9V電池を使用しているラジオもありました。
交代要員が居なかったのと予想を上回る方が来られたので、昼食抜きで夕方まで作業をしました。
時間が有れば、受信環境の相談で、新型マジカル・スティックも持っていったのに出番はありません。
ゴールデン・ウィークあたりにも、またありそうな気が・・・・・


店のガラス棚に飾っている日本マランツ AX700で文化放送を聴いています。


2012年 3月 26日

昨日、終了したオークションでミズホ通信 UZ-8DXが出品されていた。
完成後、そのままの状態で保管していた物が落札価格、何と¥37,000でした。
二人だけで競り合っていたのが気に掛かります。
こちらにも未組み立てのループ・アンテナが2組ほど保管してあり、ビニール線を太めのリッツ線にしてオークションにでも
出せば高くなるか?と想像しています。
Yahooオークションは見るだけなので、現実にはあり得ませんが。


2012年 4月 8日

AOR製受信機の集合写真を撮り直しました。

往年のAORレシーバー 全て動作品です。
一番上:AR7030Plus
下から3段目:左/AR7030( ノッチ&ノイズブランカ内蔵 ) 右/AR7030
下から2段目:左/AR5000+3 コリンズ・フィルター3本内蔵 右/AR5000Aヨーロッパ仕様
下:左/AR3030 右/AR3030AIR

AR3030がYahooオークション( 2012年2月9日 締め切り )でジャンク品+ACアダプター+取り扱い説明書  
オプション無しの物が出ていました。 落札金額は¥90,000でした。 
2012年2月25日締め切りのオークションでは、さらに高い落札価格でした。
オプションのコリンズ・フィルター2個+ACアダプター+英文取り扱い説明書の内容で、¥151,000
当店所有のはオプション・フィルター2個+エア・バンド用コンバーター内蔵と元箱入りなので、かなり高くなるかな?
サービス・マニュアルもあります。

今年度の東京ラジオデパート・テナント親交会の役員になります。
テナントとしては一番若いのですが、思うところがあり役員を引き受けました。
何か、ラジオデパートに要望が有ればお知らせください。


2012年 5月 1日  The ラジオパークに行ってみました。



4月29,30日と日比谷公園で開催されました。
会場から生放送など楽しい2日間でした。






無料でラジオの電池交換するブースで遊んできました。
単一から単四まで3000本を用意したのが、単三、単四は30日朝には早々と在庫切れ。
電池が無いと執拗に叫ぶ人もいるので、簡単な様で意外に大変な仕事なんだなと横で見ていました。

このブースで珍しいベリカードを見つけたので、その一部を載せます。


ニッポン放送の前身 株式会社 深夜放送 1310KC



ニッポン放送になりました。  1310KC




周波数が1240kHzに変更


9kHzセパレーション化に伴い、現在の1242kHzに




こちらは、文化放送 1130kHz



ラジオ関東 1420kHz



2012年 5月 5日 久しぶりの晴天!

今では滅多に見かけないエア・バリコンを見つけてきました。


当時の箱入り・未使用状態です。


ALPS B61A 12 - 350PF周波数直線型 バーニア機構付き



ALPS B62 12 - 350PF周波数直線型


2012年 6月 11日

5月から何かと忙しい日が続いていて、なかなか時間が取れません。



小型化したSDR ローカル周波数を1つ内蔵、外部信号源を使えばJJY受信機にも中波ラジオや短波受信機にも。
現在、改良作業中。  販売予定はないので、問い合わせしないでください。
その都度、発振回路の定数を変更するよりDDSを使おうと計画変更。

 5MHzまでのDDSをVFO入力に接続するだけ。




始業時間間際で、セットアップ無しで試したら・・・画面が白塗り状態に。
信号が確認できるから、これで我慢してください。

今月は、新しいおもちゃが増えます。  仮称:Radio Master 1500
1500MHzまでのAM/FMモニターを始め、フィルターの調整に威力を発揮する優れものです。



2012年 8月 4日
8月3日の午後、部品を貰って欲しいと訪ねて来られた方がいました。
同軸リレーやらコネクター、QRPパワー計などが有りました。
捨てるのも惜しいので、誰か使ってくれる人がいればと言うことで暑い中持参されました。  
月末のハムフェアなどで、配布サービスでもしようかと。


メーカー不明( 箱にはDKとありましたが・・・ ) K-104型 吸収型波長計
450 - 1350MHzをカバーします。   

内部構造もしっかりしています。 SGでテストしましたが、目盛りは極めて正確です。  
古い物ですが、ほとんど使用しなかったのか傷はありません。
惜しいことに、BNCコネクターの銀メッキが変色しています。
検波用ダイオードは1N-23と同じ形状ですが、周波数が低いのでSH-5Aあたりかな?
右下の4枚の円盤が同調用バリコンで、横には検波用ダイオードが取り付けられています。

NEC  MINI-DUMMY  142 - 470MHz  新品・箱入りでした。
VSWR Max,1.5  1.3W Max,  50Ω
昔々、同じのを持っていました。   まだ机の中に入っているかも。



2012年 8月 11日  名機 ミズホ通信 UZ-8DX 完売!!

永らく販売してきましたミズホ通信 UZ-8DXsの部品在庫が終了し、遂に販売も終了しました。
今後は、UZ-8DX本体をお持ちの方を対象に回転式バー・アンテナの改造サービスのみになります。
UZ-8DXは秋葉原店のガラス棚に展示用を置いていますが、販売予定はありません。
UZ-77sは、まだしばらく供給が出来ると思います。


2012年 8月 14日 Magical Stick Ace アメリカへの旅路に・・・

アメリカ・オレゴン州在住の中波受信マニアからMagical Stick Ace,ミズホ UZ-77sなどの注文があり、
近日中にアメリカに旅立ちます。 オレゴンには販売店が無く、インターネットで見つけた様です。
翻訳ソフトを使って情報を集めているのか詳しくは不明ですが、熱心な質問が届きます。
へたくそな英作文で対応していますが、何とか理解されている様です。
bar-antenna.com製のアンテナが意外な場所で使われる様になりました。
24時間放送内容をチェックしている某社ビルの屋上にTBS,文化放送,ニッポン放送に同調したバー・アンテナを
設置しています。 確実に受信できないと困るので、ハンディ・スペアナを持ち込んで実地測定をしました。
来年も同様のアンテナ設置の話が来ていますが、話が決まるかどうかは成り行き次第です。



2012年 9月 6日 オーム電機 RAD-F950N DSPラジオ

オーム電機 RAD-F950N DSPラジオを買ってきました。
中国 TECSUN製で、日本仕様になっています。

書斎ラジオと銘打ってあり、大きめのスピーカーで聞きやすいです。



上部パネルのスイッチ類



到来電波の電界強度とS/Nが常時表示されるので、アンテナの向きを合わせるのに便利です。  マニア向け機能?
AM / FMとも、サーチ機能で受信できた局をメモリー出来ます。

中身はこんな感じ。 118mmのフェライトを使用しています。
更に感度を望む場合は、長いフェライトに交換すると良いかも。
このDSPラジオの良い点はバー・アンテナで同調を取っていないので、コイル部分を長いフェライトに移植するだけの
簡単な作業で済みます。  または、外部アンテナを接続できるようにリンクコイルを設けても良いですね。

裏面はFM用の外部アンテナのF型コネクターのみ
内部にAM/FM分波器を取り付け、このコネクターをAM/FM両対応に改造も出来ます。
改造は各自で勝手に出来ますが、保証を受けられなくなります。

感度は良さそうです。 使いやすいラジオだと思います。

早くも欠陥を発見!

 
FM用外部アンテナコネクターの欠陥があります。
左と右でネジの部分の長さが5mmほど違います。
ワンタッチ式のF型コネクターだと、すぐ抜けてしまう。 しかも、ピンの奥まで届かない。
ネジ式のF型コネクターでも、がたついて駄目。
受け入れ検査を何もしていないのだろう。
買った人は、オーム電機にクレームを入れて交換してもらいましょう。

感度は悪くないと思いますが、ついでにFM用外部アンテナに中波用のアンテナをつないでも使えるようにしておきました。
屋外や公園などで遠距離受信をしたい場合は、簡易アンテナ・カプラーと組み合わせれば効果がありそうです。



2012年 10月 11日 雑感

2012年10月1日より12月中旬まで自宅の引っ越し作業のため、営業時間を短縮しています。
ご来店の場合は、メールで予約されるのをお勧めします。

9月中旬に、パナソニックから新発売されたRF-DR100 ラジオレコーダーを購入。
詳細な情報は、こちら。 
http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=RF-DR100

外部アンテナ端子はAMのみ( 外部アンテナ使用時は内部バー・アンテナは無効 )。
FMはロッド・アンテナのみというのは、片手落ちで駄目です。
地域密着のミニFM局が増えているので、外部アンテナも利用できれば言うこと無しですが・・・
事前に実際に使用するであろう聴取者のアンケート調査が出来ていないのだろうと推測。
モニター購入制度で購入したラジオですが、購入後に使用感のアンケートがあるそうです。
発売前にアンケート調査をやっていれば、もっと使いやすい物が出来そうなのに。

中を開けてみると、以前に販売された外観がそっくりなRF-U700の中身とは全く違います。



2012年 11月 14日 時間は長いようで短い・・・・雑感

ミズホ通信 UZ-77s 中波帯ループ・アンテナが2012年11月で生産終了になりました。
初代UZ-77が1995年発売との事なので、17年続いた訳です。
UZ-77sの後継機種の予定ですが、ミズホ通信さんからの今後の販売予定はありません。
2013年1月にミズホ通信+bar-antenna.comのコラボ製品として、限定販売を予定しています。
UZ-77sのチューナー / アンプ部分はそのままに、アンテナがプリント基板のループから回転式バー・アンテナの
組み合わせになります。 
限定販売が終了した後は、bar-antenna.comブランドとして販売を予定しています。
他にも、UZ-8DX ループ・アンテナの代替品を開発中です。
同様に、UZ-K1( 同調部ユニット )とリッツ線の組み合わせで、リメイク版を計画しています。
この件については、ミズホ通信・高田さんの了解済み案件として進められています。


2012年 11月 20日
14日に記事を書いた直後に、ミズホ通信ホームページで取扱製品全ての生産終了のアナウンスが掲載されました。
長い間アマチュア無線の自作派を応援、支援していただいて感謝されている方も多いと思います。
寂しくなりますが、技術のある先輩から技術を吸収する気持ちがないと日本の物造りが衰退します。
特にアナログ回路の技術を若い人にもどんどん覚えて( 頭だけで考えるのではなく、実際に製作して )貰いたいですね。


2012年 12月 4日
10月から自宅引っ越し作業をしています。 期限はあと3週間です。
机の下から、色んな物が発掘されます。
1円、5円、10円、100円、500円硬貨が隙間から・・・
昔々のSOAR FC-851カウンターが出てきました。 これは欲しがる人が多いと思います。
アナログ・ラジオの局部発振回路に接続すれば、IF周波数455kHzの差分を表示します。
真空管ラジオでも周波数表示がデジタルに出来る物です。

引っ越し完了後は受信環境を変えようと準備しています。 机の上が狭いので、必然的に小型受信機を選ぶしかありません。
受信機はMicrotelecom PERSEUS、AOR AR3030、AOR AR7030plus、貰い物のAOR AR5000Aがメインになる予定。
アンテナは、スモール・アンテナ、AOR LA800( 新型ループ・アンテナ )がメインの予定。
他のアンテナは、SYmmetricom社のGPSアンテナ、日本通信機製の40 / 60kHz専用アンテナを上げる予定。


2012年 12月 8日  自宅用のアンテナを準備中!

引っ越し後の自宅室内で使うための中波帯アンテナを準備中です。
試作第一弾は、こんな感じです。 
今までにない驚愕のQ値を叩き出しています。


178 X 16mmフェライト・ロッドに0.04mm 660本リッツ線を巻いています。
残念ながら売り物ではないので、問い合わせがあっても回答しません。

  

  

 

少しインダクタンスが不足しているので、もう少し巻いてみました。



  

   

  

  

  

  

  



今度はインダクタンスはちょうど良い感じです。 端までコイルを巻いたので、Q値が低下しました。
この位のインダクタンスでQ値を上げてみます。



2012年 12月 11日


中波帯アクティブ バー・アンテナ Boost7 試作品 完成

詳しい記事は、http://bar-antenna.com/boost7/boost7.html



アンプ無しのバージョン


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